昨日、夕食を終え、腹いっぱいになって
知らぬ間に寝ていると、電話が鳴った。
携帯を見ると弟からだ。
眠かったが、電話に出る。
「・・・もしもし?どーした?」
「・・・」
「どーしたん?」
無言だ。
変な雰囲気だ。
しかしなんだか懐かしい感じの感覚だ。
【以下】
お:弟 す:スネーク
お「兄貴。」
ピンときた。
す「もしかして金か?」
お「・・・すまんけど
4万ほど貸してもらえないだろうか」
す「わかったけど・・・でもなぜ?理由は?」
お「・・・・」
す「別に貸さんとは言ってないよ。
理由は何?」
しかし無言でなかなか言わない。
「まさかスロットじゃないやろな」
(弟がパチスロをやっていることは知っていた)
お「ちがう!!」
す「じゃ何?
4万いうことはなにか急な出費があるんやろ?」
お「・・支払いがdfghjjk」
す「何?聞こえん。何の支払い?」
またどもる。
す「別に怒ってる訳でもないし、貸さんとも言ってない」
「けど理由を聞かんと判断できんやろ?」
(何かこれは隠していると気付いたスネーク)
怒らないように、
もっともらしい理由でまくし立てた。
すると、
お「この前の友達の結婚式で地元帰った交通費とか・・・」
(弟は関東の方に住んでいる)
す「それだいぶ前やろ。それが何で今に響くの?」
お「・・・」
す「だいたい、お前手取りいくらなんよ」
お「17万」
す「結構あるやんか」
以前、ある程度弟の生活環境を聞いていたスネークだったので、
何かおかしいなと思い、問いただしていった。
す「家賃は?」
お「5万くらい」
す「光熱費は?」
お「ガスと電気で1万5千円くらい」
す「あと奨学金の支払いがあったよな」
「たしか3万てとこか」
す「それでも計11万支払っても6万残るじゃん。」
もう弟が就職して1年半くらい経つ。
す「ボーナスは?」
お「今年はもらえるかどうかわからん・・」
す「わかった、
でも1年仕事してきて、貯金もないのか?」
お「ない・・」
(スネークが借金まみれだったことは弟も知っていた)
す「ていうかさ、俺は、俺のような思いをさせたくなかったから、
お前が就職した当初から家計簿的なもの付けろと言っていたはず」
す「それもしてなかったんやな」
す「はぁ・・」
す「で、なんで4万なの?その内訳は?」
(もう本人の口からなんとかして言わせたかった)
お「・・・携帯が」
す「携帯に4万とかおかしくね?」
他に理由あるやろ。」
す「だから、貸さんとは言ってないのよ。理由が知りたいの」
「こっちも返してもらわないといかんし」
そして長い沈黙。
ドラゴンボールか!
とつっこみを入れたくなるほどの。
お「・・・わかった、全部話す」
泣きそうな声でそう言った。
やっと話す気になったか、こいつは。
お「半年前に彼女と別れて、会社終わって暇になって・・・」
(やっぱりパチンコか・・・)
(このGWでやらかしたのか?)
お「クレジットカードで借りたお金がかえせれんくdfghjk」
泣きだした。
す「わかった。わかった。
落ち着け。とにかく今の話は親にはしてないな?」
お「まだ話してない」
す「絶対話すなよ。」
す「で、いくらなんな?額は」
お「オリコで30万くらいで。楽天で120万・・・」
(100万を超えていた事に少々引く)
(弟よ!お前もか!!!Orz)
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・」
長い溜息が出た。
この期に及んで彼女と別れて寂しくなったとか理由付けてた弟がもう
ほんと情けなかった。
がしかし、喋ってくれたのだから、
なんとかせねばなるまい。
スネークとして
借金ブログを立ち上げている意味がないじゃないか。
そして、兄弟
同じ遺伝子なのだな。
ダメ具合が変わらない(笑)
ま、私もかなりの重症だけど。
次回へ続く。